『新版 MADE IN JAPAN』盛田昭夫・下村満子(PHP研究所)
2012年
450頁
目次(収録作品)
第1章 戦争―生還と希望
第2章 平和―新たな人生の始まり
第3章 世界に売り出す―前進の過程
第4章 経営について―企業は家族だ
第5章 アメリカ式と日本式―その相違
第6章 競争―日本企業のエネルギー源
第7章 テクノロジー―生きぬく手段
第8章 日本と世界―疎外と調和
第9章 世界貿易―危機を避けるために
国内需要が減る一方の状況で、日本企業は海外市場の開拓を加速させている。とくにこれまで手付かずに近かったASEANや中東、ブラジルなどの新興国市場で、韓国、中国や欧米企業とのガチンコ勝負が熾烈を極めている。
国際的な企業戦争を勝ち抜く上で、どのような営業活動を行なうべきか、戦略立案のヒントは何か。
ソニー創業者である盛田昭夫氏は、かつて、「安かろう、悪かろう」と言われた日本製品を未開拓のアメリカ市場に売り込み、大成功を収めた。
本書で綴られる、盛田氏自身の「一筋縄ではない新市場の開拓ものがたり」は、世界の最前線で闘う日本人ビジネスマンに、大きな勇気と知恵を授けてくれるだろう。
戦後を代表する名経営者による唯一の「自伝的ビジネス戦略論」の書。