スポンサーリンク

『新編・おらんだ正月』森銑三(岩波文庫)

『新編・おらんだ正月』森銑三、小出昌洋編(岩波文庫)

2003年
404頁




目次(収録作品)

1 新元会―おらんだ正月初聞
2 おらんだ正月(牛に乗って外へ出た仙人のような医者永田徳本/大貿易家で大土木家を兼ねた角倉了以/一派の鍼術を興した検校杉山和一/奥羽に水路を開き畿内に河を治めた河村瑞賢/博物学者としてもすぐれていた貝原益軒/関流算法の祖と仰がれる関孝和/わが国に本草学を開いた稲生若水/対馬全島の猪を狩尽した陶山訥庵/湯熊灸庵とあだ名せられた大医後藤艮山/荒川・多摩川・酒匂川を治めた田中丘隅 ほか)
3 番外二篇(わが国マッチ業の父と仰がるる清水誠/古今独歩の碁の名人本因坊道策)

江戸時代の蘭学者たちは、寛政6年11月11日が太陽暦では1794年1月1日にあたるというので、その正月を祝った―「おらんだ正月」である。江戸初期から末期にかけて活躍した医家・本草家・探検家・発明家・思想家など、伊能忠敬・平賀源内・高野長英ら50余名の伝記を平易に説く、名著の新編。(解説=外山滋比古)

本書表紙(カバー)より

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange