『グローバリゼーション・パラドクス―世界経済の未来を決める三つの道』ダニ・ロドリック、柴山桂太・大川良文訳(白水社)
2013年
360頁
目次(収録作品)
序章 グローバリゼーションの物語を練り直す
第一章 市場と国家について——歴史からみたグローバリゼーション
第二章 第一次グローバリゼーションの興隆と衰退
第三章 なぜ自由貿易論は理解されないのか?
第四章 ブレトンウッズ体制、GATT、そしてWTO——政治の世界における貿易問題
第五章 金融のグローバリゼーションという愚行
第六章 金融の森のハリネズミと狐
第七章 豊かな世界の貧しい国々
第八章 熱帯地域の貿易原理主義
第九章 世界経済の政治的トリレンマ
第十章 グローバル・ガバナンスは実現できるのか? 望ましいのか?
第十一章 資本主義3.0をデザインする
第十二章 健全なグローバリゼーション
終章 大人たちへのお休み前のおとぎ話
究極の三択と資本主義の過去・現在・未来
ハイパーグローバリゼーション、民主主義、そして国民的自己決定の三つを、同時に満たすことはできない!
この世界経済のトリレンマをいかに乗り越えるか? 世界的権威が診断する資本主義の過去・現在・未来。出典:白水社公式サイト