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『寡欲都市TOKYO』原田曜平(角川新書)

『寡欲都市TOKYO―若者の地方移住と新しい地方創生』原田曜平(角川新書)

2022年
240頁




目次(収録作品)

序章 今の日本が置かれた状況

第一部 現在のTOKYO
 第一章 東京は世界で最も熱い?
 第二章 東京の人間が東京の価値を一番知らない
 第三章 東京の魅力は世界に伝わっていない
 第四章 世界中の若者がTOKYOに住みたい
 【座談会】 外国人留学生から見たTOKYO

第二部
 第五章 「サイコーにちょうどいい」街、東京
 第六章 東京に引き寄せられる若者たちの「思想」
 第七章 TOKYOの課題と未来

東京にはもう”一流”は来ない――
・「チルい」ブームの街は「サイコーにちょうどいい」街へ――
・東京はもっと若者仕様になる――

長く続くコロナ禍は日本の深刻な問題を忘却させてしまった。必ずしも東京に住んでいるとは限らない読者の生活の「未来」を描くのに、何故、「東京」を切り口にするのか。東京をまず「エンジン」として割り切って、その後に日本全体を駆動させる、「新しい東京一極集中」を戦略的に目指すべきだからだ。東京が稼ぎ、それを地方へと再分配する、人口が減少していく時代に必要な地方創生の在り方を提示する。提唱した「ヤンキー経済」が2013年の、「Z世代」が2021年のユーキャン新語・流行語大賞にノミネートした原田曜平による新たな提言。この本を読み終えたら、アフターコロナの日本の「未来」が今よりはっきり見えるようになる。

出典:KADOKAWA公式サイト

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