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『万華鏡』寺田寅彦(角川ソフィア文庫)

『万華鏡』寺田寅彦(角川ソフィア文庫)

2022年
224頁




目次(収録作品)

自然現象の予報
科学者と芸術家
法則に就て
時の概念とエントロピー並にプロバビリティ
物理学と感覚
物理学実験の教授に就て
科学上の骨董趣味と温故知新
言語と道具
相対性原理側面観
電車の混雑に就て
怪異考
化物の進化
比較言語学に於ける統計的研究法の可能性に就て

科学に興味をもつ一般読者向けに編まれた科学随筆集。全13篇を収録。

「空いた電車に乗るために採るべき方法はきわめて平凡で簡単である。それは空いた電車の来るまで、気永く待つという方法である」(「電車の混雑について」)。科学に興味をもつ一般読者向けに編まれた、『柿の種』と双璧をなす代表作。人間が発明し、創作した物のなかで「化物」は最も優れた傑作とする「化物の進化」をはじめ、「物理学と感覚」「科学上の骨董趣味と温故知新」「怪異考」ほか全13篇を収録。解説・全卓樹

出典:KADOKAWA公式サイト

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