『あなたの知らない脳―意識は傍観者である』デイヴィッド・イーグルマン、大田直子訳(ハヤカワ文庫NF)
2016年
400頁
目次(収録作品)
第1章 僕の頭のなかに誰かがいる、でもそれは僕じゃない
第2章 五感の証言―経験とは本当はどんなふうなのか
第3章 脳と心の隙間に注意
第4章 考えられる考えの種類
第5章 脳はライバルからなるチーム
第6章 非難に値するかどうかを問うことが、なぜ的はずれなのか
第7章 君主制後の世界
私たちの行動をコントロールしているのは「自分の意識」ではなかった! 例えば衝突の危険をはっきり認識する前に、足は車のブレーキを踏んでいる。脳はたいてい自動操縦で動いており、意識は遠いはずれから脳の活動を傍観しているにすぎないのだ。だが、自覚的に制御することができないのなら、人間の行動の責任はどこにあるのか? 意識と脳の驚くべき働きを明かす最新脳科学読本。
『意識は傍観者である』改題文庫化。
[関連]
『意識は傍観者である―脳の知られざる営み』デイヴィッド・イーグルマン、大田直子訳(2012・ハヤカワ書房)単行本
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