『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 64 書』小松茂美編(作品社)
1988年2月
256頁
目次(収録作品)
井上靖 顏眞卿
王羲之 喪乱帖 [巻頭詩]
岡本かの子 私の書に就ての追憶
小川環樹 書道の趣味
加藤楸邨 熊谷守一の書について
神田喜一郎 わたくしの好きな書
黒井千次 雨とボールペン
河野與一 鉛筆を削る話
駒田信二 王羲之
小松茂美 私と平家納経
酒井千尋 良寛の書について
佐多稲子 字についておもう
篠田桃紅 墨跡と私とのあいだ
庄野潤三 書初め
高橋義孝 墨を磨る
高村光太郎 書について
瀧井孝作 秋荻帖の歌
竹西寛子 詩歌と書
中川一政 書を書くこと
中田勇次郎 伝説から見た弘法の筆
中村直勝 居士遺偈の真筆
夏目漱石 余と万年筆
疋田寛吉 “美の幻術者”魯山人
福本雅一 胎髪筆
伏見冲敬 文字と占い
水上勉 越後の筆匠
三好豊一郎 文字の貌
安永蕗子 野蹟道風のこと
矢内原伊作 習字のたのしみ
山上次郎 不焚不焼の書
山本健吉 刻意と卒意-佐理の書跡について
吉田繁 池大雅
吉野秀雄 秋艸道人の書について
李家正文 墨の起原・筆の誕生