『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 66 酔』田中小実昌編(作品社)
1988年4月
256頁
目次(収録作品)
阿木翁助 酒と発散
池田彌三郎 無心の酒
稲垣足穂 ダンセーニ卿の「酒壜天国」
色川武大 酒は涙か
岩城宏之 ビールの話
植草甚一 今朝、ワイン・ショップの前で
内田百閒 我が酒歴
梅崎春生 悪酒の時代-酒友列伝-
江戸川乱歩 「悪い年」のブドウ酒
江戸川乱歩 アモン酒の樽
江戸川乱歩 白婦人カクテル
江戸川乱歩 名探偵とブルガンディ酒
大原富枝 オールドパーの儀式
小沼丹 小さな手袋
開高健 珍酒、奇酒秋の夜ばなし
河上徹太郎 わがトラ箱記
河盛好蔵 ワインと文学
邱永漢 君子有酒-酒徒を論ず-
草野心平 天山祭りの酒
黒田三郎 ビヤホールで
小泉喜美子 酒の海に三百六十五日
サトウハチロー 酒のみの話
獅子文六 泥酔懺悔
薄田泣菫 酒・酒飲家
高橋義孝 盃をめぐって・夜更の酒と雲
立原正秋 長夜の酒・酒有別腸
田中小実昌 牛ドロボーになったり、麻薬窃盗犯になったり(抄)
田村隆一 ウイスキーに関する仮説
檀一雄 老ヒッピー記 九
陳舜臣 夜光杯
なだいなだ 忘れえぬアル中たち
野坂昭如 飲み逃げのテクニック
秦恒平 猿酒をぬすむ
三木卓 晩秋の酒
村上菊一郎 酒徒五つの楽しみ・酒の悲しみ
森敦 酒の味わい ひとの心
矢代静一 いい酒、悪い酒
結城昌治 つまらぬ酒
吉田健一 禁酒の勧め
和歌森太郎 酒に徹する奇人たち