『日本の名随筆』（全100巻、別巻全100巻）（作品社）
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 79 港』小川国夫編（作品社）
1989年6月、2008年11月
254頁
目次（収録作品）
芥川龍之介 横須賀小景
飯島耕一 港町 第三章 一
伊藤整 マルセイユ 二月五日
内田百閒 進水式
遠藤周作 ペナン島の異邦人
大岡昇平 旧港
小川国夫 或る過程(抄)
大佛次郎 横浜の舟待ち
金子光晴 マルセイユまで
北杜夫 ポルトガルの古い港で
小松左京 敦賀
更科源蔵 黒船の町･函館
島尾敏雄 枕崎紀行
杉村楚人冠 検疫と荷物検査
高村光太郎 気仙沼
武田百合子 犬が星見た 六月十二日
立原正秋 漁師町にて
辻邦生 神戸港
西江雅之 ロレンソ･マルケス港 モザンビーク
野上彌生子 香港
萩原朔太郎 まどろすの歌 [巻頭詩]
藤原新也 冬海峡 イスタンブール(抄)
古井由吉 室の湊へ零れ落ち
三木卓 漁港
三島由紀夫 桑港 「アポロの杯」より
三好達治 海辺の窓
森敦 平戸の月と海の幸
森有正 マントンにて 十月十三日
森崎和江 風待港 外浦･富来町福浦
柳原良平 素晴らしき港町 ホーン
山崎正和 海へ開く門
結城昌治 港の感傷
吉岡達夫 小さな港町