『台湾人生―かつて日本人だった人たちを訪ねて』酒井充子(光文社知恵の森文庫)
2018年
256頁
目次(収録作品)
1 九份のバス停から
2 解けない数学
3 日本人として、台湾人として
4 忘れえぬ恩師
5 台湾原住民の誇り
6 茶畑に囲まれて
7 出会いを重ねて
1895年から50年にわたり、台湾は日本の統治下にあった。この時代を生きた世代は「日本語世代」と呼ばれる。「私たちは日本以上の日本人」「私たち日本に捨てられた。でもやっぱり、日本人好きなの」「ごくろうさんの一言がほしいの」……。台湾に魅せられた映画監督が、歴史に翻弄された人々への取材を重ね、その悲しみと愛憎を丁寧に記録する。
出典:光文社公式サイト
[関連・参考]
「台湾人生」ドキュメンタリー映画(2009)
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