『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 別巻74 辞書』柳瀬尚紀編(作品社)
1997年4月
264頁
目次(収録作品)
河盛好蔵 楽しみ辞典
幸田露伴 辞書 「話苑」より
折口信夫 辞書
三木清 辞書の客観性
林達夫 辞書について 『字源』縮刷版の刊行
高見順 辞書について
唐木順三 『言海』の大槻文彦
福本和夫 辞書の愛用者であった/紅葉・白秋・サルトルらの逸話(抄)
井上ひさし 昌益先生の辞典
竹内好 辞書のこと
白川静 漢字の歩み(抄)
中野美代子 漢字の神話学 文字空間としての
陳舜臣 写音の字
佐多稲子 辞書と私の関係
寺田透 辞書のこと
鶴見俊輔 字引きについて
堀田善衞 辞書と人生
鈴木信太郎 字典と歯痛
山田俊雄 節用禍・辞書禍
加藤治郎 『将棋戦法大事典』まえがき(抄)
大野晋 辞書の序文/日葡辞書のことなど
金田一春彦 二つのアクセント辞典を
柴田武 理想的な辞書のために
本多勝一 『日本語類語大辞典』の編纂を
養老孟司 正しいとはどういうことか
高山宏 横書き辞書 植民地人種の卑しい器用さ
武藤康史 『広辞苑』改版の歴史
江國滋 コロンブスの卵、二個
淮陰生 小股の切れ上った女/小股の切れ上った女、再考
紀田順一郎 存在しない語彙
澁澤龍彦 珍説愚説辞典
工藤幸雄 いろはガルタ
マーク・ピーターセン 辞書と格闘する
古井由吉 英和辞典 みんな貧しかったな
五木寛之 辞典と私
杉浦明平 辞書を食べる
清岡卓行 詩を隠している辞書 私にとっての日本語
石原吉郎 辞書をひるがえす風