『パース著作集3 形而上学』チャールズ・パース、遠藤弘編訳(勁草書房)
1986年
217頁
目次(収録作品)
序
一 形而上学の立ち遅れ
二 形而上学の諸問題
第一章 方法論――プラグマティズム
一 プラグマティズムの核心
二 概念の原子価
三 記号、習慣、内界と外界
四 主観的様相と客観的様相
第二章 習慣論
一 物理学の法則
二 非保存作用
三 相対運動と絶対運動
四 心理作用
五 連合
六 観念の作用の法則
七 物理学と精神科学
八 自然法則の進化
九 偶然と法則
十 多様性と一様性
第三章 客観的論理
一 宇宙の起源
二 質意識
第四章 連続論
一 宇宙の論理――プラトン的形式の進化
二 物心のつながり
三 精神の連続性
四 連続主義と不滅性
第五章 神の実在性
一 第一、第二、第三、の宇宙の起源と瞑想
二 神の仮説
三 探究の三段階
四 三段階の有効性
五 プラグマティシズム
六 超秩序と超習慣
七 神についての知
生物学、化学、物理学、数学に関する研究成果との関連でいわゆる科学的形而上学を探求した。化学の原子価にならって概念の原子価を考え、宇宙の起源論に及ぶ。
出典:勁草書房公式サイト