2002年
444頁
目次(収録作品)
序論――経済の此岸と彼岸
第1編 理念
第1章 経済と倫理
第2章 効率と正義
第3章 自由と卓越
第2編 制度
第4章 資本主義の倫理学
第5章 民主主義の倫理学
第6章 社会保障の倫理学
第7章 社会保障改革の経済と倫理
結語――正義と卓越の社会を求めて
補論 日本における経済哲学の源流――左右田喜一郎と杉村広蔵
経済は何のためにあるのか,それは人々の「良き生」を実現するためにある――経済についての根源的な問いをたて,経済と倫理の問題を理念と制度の観点から総合的に考察し,「福祉国家の哲学」を構築する.公共哲学叢書の第一弾として読者におくる注目の書.
出典:東京大学出版会公式サイト