『亀井勝一郎―我が精神の遍歴』亀井勝一郎(日本図書センター・人間の記録110)
1999年
228頁
目次(収録作品)
序
第一章 罪の意識(五つの手紙)
富める者/ある対決/無神論、政治的動物の記録/幽閉記/怯懦の群に在りて
第二章 戦争と自己
人間が人間に成るために/偽態の悲劇/病者の自覚/罪の意識―親鸞との邂逅―/精神の単一性とその奇蹟/漂える民
第三章 信と美の相剋
日記より/悪魔の誘惑/偉大なる快癒(ゲエテ)
マルクス思想を経て、日本古典の中に魂の拠り所を見出した思想家・亀井勝一郎の精神の記録。1969年角川書店刊「我が精神の遍歴」の改題。
アマゾン商品説明より
[関連]
『日本人の自伝18 木村艸太・亀井勝一郎』(1981・平凡社)(木村艸太『魔の宴』、亀井勝一郎『我が精神の遍歴』)