改訂新版2017年
316頁
目次(収録作品)(※原著の目次)
まえがき
【解説篇】
序説 コムニストの立場から
第一篇 第二次世界大戦より世界共産主義革命への構想とその謀略コースについて
一 裏返した軍閥戦争
二 コミンテルンの究極目的と敗戦革命
三 第二次世界大戦より世界共産主義革命への構想
第二篇 軍閥政治を出現せしめた歴史的条件とその思想系列について
一 三・一五事件から満州事変へ
二 満州事変から日華事変へ
第三篇 日華事変を太平洋戦争に追込み、日本を敗戦自滅に導いた共産主義者の秘密謀略活動について
一 敗戦革命への謀略配置
二 日華事変より太平洋戦争へ
三 太平洋戦争より敗戦革命へ
【資料篇】
一 「コミンテルン秘密機関」尾崎秀実手記抜粋
二 日華事変を長期戦に、そして太平洋戦争へと理論的に追い込んで来た論文及主張
三 企画院事件の記録
四 対満政治機構改革問題に関する資料
あとがき
戦前政治、軍事へのコミンテルンの影響を暴いた問題の書。近衛内閣以降活発になった、国内共産主義者の動向を、身近に接した著者が、証拠を挙げながら描く。日本を戦争へ、そして破滅へと導いたコミンテルンの謀略はいかなるものだったのか。1950年刊「昭和政治秘録 戦争と共産主義」完全復刻版。
アマゾン商品説明より
1950年、GHQにより発禁処分。スターリン指導のもと、コミンテルンの暗躍が世界史を動かした。同時代、現場で見聞きした元官僚、政治家の著者が、その全貌を描き出した問題の書。これを読まずして日本近代史、大東亜戦争は語れない。
出典:呉PASS出版公式サイト
[関連]
『戦争と共産主義 : 昭和政治秘録』三田村武夫(1950・民主制度普及会)
Kindle版 amazon
『大東亜戦争とスターリンの謀略 : 戦争と共産主義』(1987・自由選書)(上記『戦争と共産主義』を改題)
amazon