『今村昌平―映画は狂気の旅である』今村昌平(日本図書センター・人間の記録175)
2010年
200頁
定価:1,980円(税込)
目次(収録作品)
第1章 早熟な都会のお坊ちゃん
(芸術家の血筋/父と母/幼な心に嗅いだエロスの匂い/田舎への憧れ/兄の戦死/東京はさっぱりした/早稲田の演劇仲間)
第2章 鬼の今平
(闇市の三船敏郎/最初の師―小津安二郎監督/猛反対された結婚/陽気で闊達で軽薄で―川島雄三監督/回り道なんてもんあらへん/「重喜劇」の誕生/蛇の裏山/オールロケ、役者は素人)
第3章 常民を撮る神を撮る
(南方へ―柳田民俗学に誘われて/汝ら何を好んでウジ虫ばかり書く/女の底知れない強さ/歌舞伎町の魑魅魍魎“探偵社”-今村プロ設立/「人間蒸発」 ほか)
第4章 創造の曠野へ
(日本初の映画学校/己れの生き方が最高の教育 ほか)
[関連]
『映画は狂気の旅である―私の履歴書』今村昌平(2004・日本経済新聞社)
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