『戒・浄土・禅 千夜千冊エディション』松岡正剛(角川ソフィア文庫L-500-26)
2022年
448頁
目次(収録作品)
第一章 日本仏教の発色
吉田一彦・曾根正人・大久保良峻ほか 『日本仏教の礎』/末木文美士 『日本仏教入門』/空海 『三教指歸・性靈集』/木内尭央 『最澄と天台教団』/黒田俊雄 『王法と仏法』/逵日出典 『神仏習合』/山本ひろ子 『異神』
第二章 浄土と安国
源信 『往生要集』/法然 『選択本願念仏集』/明恵 『明恵上人集』/親鸞・唯円 『歎異抄』/日蓮 『立正安国論・開目抄』
第三章 禅の冒険
道元 『正法眼蔵』/夢窓疎石 『夢中問答集』/一休宗純 『狂雲集』/白隠 『夜船閑話』/鈴木大拙 『禅と日本文化』
第四章 今日に問う仏教
富永仲基 『出定後語』/佐伯恵達 『廃仏毀釈百年』/嵩満也・吉永進一・碧海寿広編 『日本仏教と西洋世界』/藤田正勝・安冨信哉編 『清沢満之』/大谷栄一・吉永進一・近藤俊太郎編 『近代仏教スタディーズ』/西田幾多郎 『西田幾多郎哲学論集』/和辻哲郎 『古寺巡礼』/久松真一 『東洋的無』
仏教は日本に来てどうなった? 見よ、この悟り、踊り、融合と暴走!
古代に渡来した仏教を受け入れ、自国の文化と融合させながらユニークに発展してきた日本仏教。独自の歴史を紐解くキーワードは、「戒律」「浄土」「禅」にあった。風変わりな魅力と独自性に富む「日本仏教」を語り直す、待望の日本仏教篇。出典:KADOKAWA公式サイト