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『NO‐NO BOY』川手晴雄(KADOKAWA)

『NO‐NO BOY 日系人強制収容と闘った父の記録』川手晴雄(KADOKAWA)

2018年
224頁




目次(収録作品)

プロローグ
第1章 砂漠に響く「天皇陛下万歳」の声
第2章 忠誠登録を拒否した父
第3章 私は「日本人」になる
第4章 栄光の442部隊
第5章 陸軍抑留所をたらいまわしにされた父
第6章 終戦とノーノーボーイたちの混乱
第7章 442部隊の勇者が帰ってきた
第8章 日本に帰ったノーノーボーイたち
第9章 市民権回復・謝罪・補償を求めて
第10章 強制収容の歴史を残す
第11章 証言を残す
第12章 日系人だけがなぜ「強制収容」されたのか
エピローグ

父の遺品整理中に出てきた古い革の鞄。そこに遺された日記に書かれていたのは、第二次世界大戦中、日系人強制収容所に収容されていた父の姿だった――。

 戦時下、「米国への忠誠を示す登録」を拒み、問題人物扱いを受けた人々、「ノーノーボーイ」。彼らは逮捕され、ツールレイク陸軍拘置所に集められた。
 亡くなった父親がノーノーボーイだったと知った著者は、「自らの経験や思想を語らない」ノーノーボーイについて、日記を手がかりに調査をはじめる。ノーノーボーイとは、どんな存在だったのか、父はいったいどんな人生を送ってきたのか。
 日系人強制収容の研究者や日系4世、当時、実際に収容されていた日系2世などとの出会いを通じて、日本とアメリカを行き来しながら歴史に葬り去られかけていた真実に迫っていく。知られざる「ノーノーボーイ」に迫った衝撃のノンフィクション。

出典:KADOKAWA公式サイト

本書は、『私の父はノーノーボーイだった』を改題・再編集したもの。

[関連]
『私の父はノーノーボーイだった―日系人強制収容に抵抗した父の記録』川手晴雄(2010・青山ライフ出版)
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