『分断されるアメリカ』サミュエル・ハンチントン、鈴木主税訳(集英社文庫)
2017年
589頁
目次(収録作品)
第1部 アイデンティティの問題(ナショナル・アイデンティティの危機/アイデンティティ―ナショナルおよびその他の)
第2部 アメリカのアイデンティティ(アメリカのアイデンティティの構成要素/アングロ―プロテスタントの文化/信仰とキリスト教/ナショナリズムの台頭、勝利、衰退)
第3部 アメリカのアイデンティティに危機(アメリカの解体―高まるサブナショナル・アイデンティティ/同化ー転向者、かけもち組、そして市民権の衰退/メキシコ移民とヒスパニック化/アメリカを世界と一体化させる)
第4部 アメリカのアイデンティティ再生(新旧の断層線(フォルトライン)/二十一世紀のアメリカ―弱み、宗教、そしてナショナル・アイデンティティ)
この国はどこへ向かうのか?「入植者の国」として始まり、白人優位の民主主義で超大国となったアメリカ合衆国。しかし、二十世紀末以降は多様性を重んじた結果、いま、国が分断される危機に陥っているのだ。再び「建国の父」らアングロ‐プロテスタント(白人)文化を重要視する必要性を説く著者。その理由は?差別主義、排他主義へと向かう危うさを孕む現代アメリカを予見した、警告の書!
アマゾン商品説明より
『Who Are We: The Challenges to America’s National Identity』Samuel P. Huntington(2004)の翻訳。
[関連]
『分断されるアメリカ―ナショナル・アイデンティティの危機』サミュエル・ハンチントン、鈴木主税訳(2004・集英社)単行本
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『Who Are We: The Challenges to America’s National Identity』Samuel P. Huntington
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