『神隠し・隠れ里 柳田国男傑作選』柳田国男(柳田國男)、大塚英志編(角川ソフィア文庫)柳田国男コレクション
2014年
352頁
目次(収録作品)
序 作之丞と未来
第1部 神隠しにあいやすき気質
遠野物語(抄)神隠し譚 六‐八、二八‐三五
故郷七十年(抄)神隠し・引き篭り・子殺し・人さらい
五十年前の伊豆日記
天狗松・神様松 ほか
第2部 隠れ里の研究
遠野物語(抄)マヨイガ譚 六三‐六四、九〇‐九三
入らず山
甲賀三郎の物語
隠里 ほか
終章 幼児の災害
渡った人が消える橋、“あちら側”の住人のような猫、神隠しに遭った人が住む隠れ里―各地の説話に柳田は何を思い、描いたのか。「ここではないどこか」に憧れるロマン主義者の一方で、普通選挙実現を目指す社会変革者でもあった彼の双極性を見通すアンソロジー。
アマゾン商品説明より
[関連]
『新版 遠野物語 付・遠野物語拾遺』柳田国男(角川ソフィア文庫)
『遠野物語・山の人生』柳田国男(岩波文庫)
『故郷七十年』柳田国男(講談社学術文庫)