『アインシュタイン 一般相対性理論』小玉英雄編訳・解説(岩波文庫)
2023年
236頁
目次(収録作品)
総説 一般相対性理論誕生までの道のり
掲載論文1 相対性原理とその帰結
第V部相対性原理と重力
掲載論文2 光の速度と重力場の静力学
掲載論文3 一般化された相対性理論と重力
理論の草案
I. 物理の部
掲載論文4 「一般化された相対性理論と重力理論の草案」へのコメント
掲載論文5 重力の問題の現状について
掲載論文6 一般相対性理論について
掲載論文7 「一般相対性理論について」への補遺
掲載論文8 重力場の方程式
特殊相対性理論の提唱後、アインシュタイン(1879-1955)は、自然法則の時空的記述について、より一般的な枠組みを与えるべく思考を重ねた。本書は、彼が一般相対性理論を着想し、その定式化を完了するまでに発表した論文のうち6篇を精選する。思索の流れ、試行錯誤、困難を克服する鍵となったアイデアが浮き彫りになる。
本書表紙(カバー)より