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『徳島の盆踊り』W.de モラエス(講談社学術文庫)

『徳島の盆踊り―モラエスの日本随想記』W.de モラエス(ヴェンセスラウ・デ・モラエス)、岡村多希子訳(講談社学術文庫)

1998年
290頁
定価:820円(税別)




目次(収録作品)

随筆文学について/徳島考/身辺雑記/死をめぐる日本の文化/死についての考察/徳島日記/ベント・カルケージャへの手紙

本書は、モラエスが終(つい)の栖(すみか)と定めた徳島から祖国ポルトガルの新聞に連載した記事をまとめたもので、一市井人の眼で捉えた大正初期の日本人の生活と死生観が讃嘆をもって語られる。殊に死者を迎える祭り「盆」への憧憬は、孤愁の異邦人に愛しい死者との再会を夢想させる。吉井勇が「日本を恋ぬ 悲しきまでに」と詠じたモラエスの「日本」が、現代の日本人の心奥に埋没した魂の響きを呼び起こしてくれる。

出典:講談社BOOK俱楽部

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