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『山椒大夫・高瀬舟』森鴎外(新潮文庫)

『山椒大夫・高瀬舟』森鴎外(新潮文庫)

改版2006年
384頁




目次(収録作品)


普請中
カズイスチカ
妄想
百物語
興津弥五右衛門の遺書
護持院原の敵討
山椒大夫
二人の友
最後の一句
高瀬舟
高瀬舟縁起

人買いのために引離された母と姉弟の受難を通して、犠牲の意味を問う『山椒大夫』、弟殺しの罪で島流しにされてゆく男とそれを護送する同心との会話から安楽死の問題をみつめた『高瀬舟』。滞欧生活で学んだことを振返りつつ、思想的な立場を静かに語って鴎外の世界観、人生観をうかがうのに不可欠な『妄想』、ほかに『興津弥五右衛門の遺書』『最後の一句』など全十二編を収録する。

出典:新潮社公式サイト


[関連]
『山椒大夫・高瀬舟 他四編』森鴎外(改版2002・岩波文庫)

『山椒大夫・高瀬舟・阿部一族』森鴎外(改版2012・角川文庫)

『ちくま日本文学17 森鴎外』森鴎外(2008・ちくま文庫)

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