2018年
316頁
目次(収録作品)
第1章 今日のアートー情況と歴史(美術、アート、芸術、横文字の「ART」/「西欧式のART」とは何か ほか)
第2章 鑑賞編(『現役美大生の現代美術展』という実践/洗脳解除 ほか)
第3章 実作編(絵を作る/コンテクストと個性 ほか)
第4章 未来編ーアーティストへの道(日本のロウアートマーケット/アートの地政学 ほか)
本書は、『芸術闘争論』村上隆(2010・幻冬舎)の文庫版。
本書の内容は2010年に「ニコニコ生放送」で配信された「村上隆の芸術実践論」と題する講義をまとめ書籍化したもの。
筆者は、本書は読んでいないが講義は以前に視聴したので一言述べておく。
講義の内容がきちんとまとめられているのなら、おすすめの一冊である。
学ぶところの多い内容であるから、村上のキャラクターや作品をよく思っていない方も「食わず嫌い」をしない事をすすめる。
高校生、大学生、アートにすこしでも興味がある人、またビジネスマンにもおすすめする。へたなビジネス書よりずっと有益だろう。
[関連]
『芸術闘争論』村上隆(2010・幻冬舎)単行本
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