『告白』アウグスティヌス、山田晶訳(中公文庫)全3冊
第1巻
2014年
355頁
ローマ帝国末期のキリスト教最大の教父、アウグスティヌス(三五四‐四三〇)。幼少年期の過ちと怠惰、青年期の放埒を赤裸々に告白し、信仰に生きるに至るまでの半生を綴る。己れの弱さと原罪の自覚。虚栄を喜ぶ一方で、不安に苛まれる魂が光を見出す記録は人々の心を捉え続けた。古典的名著を歴史的名訳で送る。第一巻から第六巻まで。
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第2巻
2014年
359頁
隣家の子どもの「とれ、よめ」という声を聞いたアウグスティヌスは、パウロ書簡の「主イエス・キリストを着よ、肉欲をみたすことに心をむけるな」を読んで回心する。叙情的とさえいえる語り口で、自身の来し方を語り、神の恩寵を説く。影響は深甚かつ広大で、西洋世界はこの書の上につくられたと言っても過言ではない。第七巻から第十巻まで。
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『告白3』アウグスティヌス、山田晶訳(中公文庫)
2014年
375頁
聖書は深淵である。『告白』最後の部分は、聖書の読み解きを通して叙述が進められていく。アウグスティヌスは天地創造をどう理解していたのか。キリスト、そして三位一体の意味とは。また、時間に関する考察は、後の哲学者に時間論の土台を提供した。 訳者・山田晶による「教父アウグスティヌスと『告白』」とともに、人名・地名・事項索引を収録。アマゾン商品説明より
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『告白録』アウグスティヌス、宮谷宣史訳(2012・教文館)667頁
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『告白』(上下)アウグスティヌス、服部英次郎訳(1976・岩波文庫)
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