2005年
356頁
目次(収録作品)
第1章 脳の導火線(生きることに慣れてはいけない/頭のいい人って、自分の好きな人のことかも? ほか)
第2章 海馬は増える(脳は「べき乗」で発展/科学者が海馬に惹かれる理由 ほか)
第3章 脳に効く薬(ものを忘れさせる薬/頭が良くなる薬は、あることはある ほか)
第4章 やりすぎが天才をつくる(一〇〇〇億の細胞からつながる相手を選ぶ/受け手が主導権を握る ほか)
追加対談 海馬の旅(誤解を招く=魅力がある/目的はひとつに決めない ほか)
脳と記憶に関する、目からウロコの集中対談。いわく、「『もの忘れは老化のせい』は間違い」「30歳を過ぎてから頭は爆発的によくなる」――。記憶を司る部位である「海馬」をめぐる脳科学者・池谷裕二のユニークな発想と実証を、縦横無尽に広げていく糸井重里の見事なアプローチ。脳に対する知的好奇心を満たしつつ、むしろオトナの読者に生きる力を与えてくれる、人間賛歌に満ちた科学書。
出典:新潮社公式サイト
[関連]
『海馬―脳は疲れない』池谷裕二・糸井重里(2002・朝日出版社)単行本、定価:1,870円 (税込)
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