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『身近な雑草の愉快な生きかた』稲垣栄洋(ちくま文庫)

『身近な雑草の愉快な生きかた』稲垣栄洋、画:三上修(ちくま文庫)

2019年
264頁




目次(収録作品)

スミレ―野に咲く花のシティライフ
オオイヌノフグリ―キリストの奇跡が結実した後は?
ハコベ―七草ハコベの七つの秘密
ホトケノザ―口から生まれた世渡り上手
スズメノテッポウ―異能集団は逆境に強い
カラスノエンドウ―ビジネスライクが引き起こしたしっぺ返し
スギナ―地獄の底からよみがえった雑草
ナズナ―だらだらと生き残れ
タンポポ―ついに勃発したしたクローン戦争
ハルシオン―移住者の数奇な運命
〔ほか〕

「名もなき草」の姿を愛情とユーモアに満ちた視線で観察した植物エッセイ。本来か弱い生き物であるはずの雑草は、さまざまな工夫により逆境をプラスに転換して、したたかに生きのびてきた。彼らの個性的な暮らしぶりを知れば知るほど、その人間くさい仕振りに驚愕し、共感する。全50種の雑草に付けられた繊細なペン画イラストも魅力。

出典:筑摩書房公式サイト

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