『脳は楽観的に考える』ターリ・シャーロット、斉藤隆央訳(柏書房)
2013年
330頁
目次(収録作品)
第1章 どちらが上?
第2章 動物は今のことしか考えられないのか?
第3章 楽観性は自己成就的予言なのか?
第4章 バラク・オバマとシャーリー・テンプルの共通点は?
第5章 自分を幸せにしてくれるものを予測できるか?
第6章 クロッカスが雪のなかから顔を出す?
第7章 なぜ日曜日より金曜日のほうがいいのか?
第8章 なぜ選んだあとになって良く見えてくるのか?
第9章 9・11の記憶は自分が思っているほど正確か?
第10章 ガンを克服するほうがツール・ド・フランスで優勝するよりもいいのはなぜか?
第11章 楽観性の暗黒面?
われわれはなぜ楽観してしまうのか
この思い込みは脳のせいかもしれない?
それを利用すると人生がバラ色に変わる!未来は現在よりも良くなると信じる。自分だけはガンにはかからないだろうと思う。宝くじの当選率は低いのに今度こそ当たると思う。2つから1つを選ぶのに悩むけど、選んだらそちらがいいと思い込む。自分の子どもの能力を並はずれて高く見積ってしまう。こんな根拠もない楽観的な考えは誰でもしていますよね。実はこれが私たちの脳が生み出す楽観的バイアスというものなんです。
出典:柏書房公式サイト