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『誤解学』西成活裕(新潮選書)

『誤解学』西成活裕(新潮選書)

2014年
197頁




目次(収録作品)

第一章 誤解とは何か
9つの典型/その1 世代間の会話/その2 説明不足/その3 聞き違い/その4 記載ミス/その5 異文化交流/その6 男と女/その7 インターネット/その8 詐欺/その9 健康に関する誤解/誤解と笑い/誤解が生み出す価値

第二章 誤解の理論
ミニマムモデルを考える/困難は分割せよ/真意のむずかしさ/誤解の定義と限界/コミュニケーションのモデル/再び誤解の定義とは/「合意する」とは何か/言った、言わない/交渉は先に切り出せ/伝える力と理解力/弟子は師匠を超えられない

第三章 誤解の原因
コミュニケーションの渋滞/伝え手側の問題/相手のことを知る/渋滞回避のための「間」/言語の持つ限界/ノンバーバルの重要性/受け手側の問題/先入観と一般化/曖昧さの排除/信頼関係の大切さ/難しいロジック/盲信は危険

第四章 誤解の後で
三つの分類/収束型/原因からの対策/誤解の解消と合意の違い/発散型/中立型/自己防衛と自己拡大/あきらめが肝心

第五章 誤解と社会
経済と平均値の誤解/相関と因果の誤解/資本主義と成長の誤解/無駄とゆとりの誤解/科学技術と便利さの誤解/渋滞における誤解/三つの合意形成と誤解

人類が誕生して以来、国家間から男女の仲まで、「誤解」がもとでの悲喜劇は絶えることがない。それは恨み、嫉妬、断絶、争いを呼び、時には歴史を変え、芸術を生み、科学を発展させてもきた。人間とは切っても切り離せない「誤解」の、原因や種類からメカニズム、対策まで、気鋭の渋滞学者が系統立てて考察した前代未聞の書!

出典:新潮社公式サイト

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