『反美学 ポストモダンの諸相』ハル・フォスター編、室井尚・吉岡洋訳(勁草書房)
1987年
308頁
目次(収録作品)
序文/ポストモダニズム[ハル・フォスター]
1 近代――未完のプロジェクト[ユルゲン・ハーバーマス]
2 批判的地域主義に向けて――抵抗の建築に関する6つの考察[ケネス・フランプトン]
3 彫刻とポストモダン――展開された場における彫刻[ロザリンド・クラウス]
4 美術館の廃墟に[ダグラス・クリンプ]
5 他者の言説――フェミニズムとポストモダニズム[クレイグ・オーウェンス]
6 ポスト批評の対象[グレゴリ―・L・ウルマー]
7 ポストモダニズムと消費社会[フレドリック・ジェームソン]
8 コミュニケーションの恍惚[ジャン・ボードリヤール]
9 敵対者、聴衆、構成員、――そして共同体[エドワード・W・サイード ]
解説――コラージュ風に
ハーバーマスの「近代=未完のプロジェクト」をうけ、建築、彫刻、絵画、写真、音楽、コミュニケーションの現場における変化/ポスト・モダン状況を論じる。ボードリヤール、サイード、ロザリンド・クラウス、ダグラス・クリンプらの論考を収録。
出典:勁草書房公式サイト