『信長と弥助―本能寺を生き延びた黒人侍』ロックリー・トーマス、不二淑子訳(太田出版)
2017年
280頁
目次(収録作品)
第一章 日本上陸と信長との謁見
第二章 弥助の経歴を紐解く
第三章 現代に伝わる弥助伝説
第四章 弥助が生きた時代
第五章 弥助はどこから来たのか
第六章 信長の死後の弥助
第七章 弥助の生涯を推測する
付録 第一章「日本上陸と信長との謁見」に関する補足資料
織田信長が愛した黒人侍 その生涯の謎に挑む
1582年、本能寺。織田信長の側近のなかに、特異な容貌でひときわ眼を惹く男がいた。その男こそ、日本史上初とされる黒人侍、弥助だった。信長の切腹後、弥助は危険をかえりみず、嫡男の信忠のもとへと走る。彼を駆り立てたのは、自分を信頼し、侍へと取り立てた信長への忠義心だった……。
国内のみならず海外でも注目を集める異色の黒人侍、弥助。その知られざる生い立ちから来日いたる経緯、信長との出会いと寵愛、本能寺後の足取りまで、詳細に踏み込んだ歴史ノンフィクション。
出典:太田出版公式サイト