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『アナーキー・国家・ユートピア―国家の正当性とその限界』ロバート・ノージック(木鐸社)

『アナーキー・国家・ユートピア―国家の正当性とその限界』ロバート・ノージック、嶋津格訳(木鐸社)

1995年
586頁




目次(収録作品)

第一部 自然状態の理論、または如何にして、実際に試みないで国家へと戻るか
第一章 なぜ自然状態の理論なのか
政治哲学
説明的な政治(国家)理論

第二章 自然状態
数の保護協会
支配的保護協会
見えざる手説明
支配的保護協会は国家か?

第三章 道徳的制約と国家
最小国家と超最小国家
道徳的制約と道徳的目的
なぜ付随制約なのか
自由尊重主義的な制約
動物と制約
経験機械
道徳理論の非決定性
制約の基礎は何
個人主義的無政府主義者(アナーキスト)

第四章 禁止・賠償・リスク
独立人と支配的保護機関
禁止と賠償
なぜ禁止するのか
応報刑論と抑止刑論
交換利益の分割
恐怖と禁止
なぜ常に禁止しないのか
リスク
賠償原理
生産的取引

第五章 国家
正義の私的実行の襟止
「公正原理」
手続的権利
支配的保護機関馬いかに行動しうるか
事実上の独占
他者の保護
国家
国家についての見えざる手説明

第六章 国家擁護論の補足的検討
この過程を止めるべきか
先制攻撃
〔国家生成〕過程における行動
正当性
全員の有する処罰権
予防的規制

第二部 最小国家を越えて?
第七章 配分的正義
その一
権原理論
歴史原理と結果状態原理
パタン化
いかにして自由がパタンを崩壊させるか
センの議論
再分配と所有権
ロックの獲得〔原始取得〕論
但し書き
その二
ロールズ理論
社会的協同
協同の条件と格差原理
原初状態と結果状態原理
マクロとミクロ
自然資産と恣意性
積極論
消極論
集団資産

第八章 平等、嫉妬、搾取、等
平等
機会の平等
自尊心と嫉妬
有意義な労働
労働者による管理
マルクス主義的搾取
随意的交換
人間愛
自分に影響することに対する発言権
非中立的国家
再分配はいかに機能するか

第九章 大衆所有
整合性と平行事例
最小を越える国家の派生
仮説的歴史

第三部 ユートピア
第一〇章 ユートピアのための枠
モデル
我々の世界へのモデルの投影

企画法と濾過法
ユートピアの共通基盤としての枠
コミュニティーと国家
変化する様々のコミュニティー
様々なコミュニティーの総体
ユートピアの手段と目的
ユートピアはいかに機能するか
ユートピアと最小国家

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