1998年
275頁
目次(収録作品)
序章 本書の基本構成
第1章 ミルの「停止状態」論と国家
第2章 ミルの共同組織論と公共心の体系
第3章 ミルの労働費用・利潤相反論と国家
第4章 ミルの資本主義的企業論と国家
第5章 ミルの土地所有論と国家
終章 ミルの政治経済学と現代
ミルの「停止状態」論にミル政治経済学の思想的特質を見いだし,そこで示された思想的ヴィジョンをミルの理論的体系に基礎づけて考察し,あわせて『経済学原理』全編の再検討を通してその学説史的再評価を試みた労作。
出典:白桃書房公式サイト