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『宮沢賢治の真実―修羅を生きた詩人』今野勉(新潮文庫)

『宮沢賢治の真実―修羅を生きた詩人』今野勉(新潮文庫)

2020年
512頁




目次(収録作品)

第1章 謎の文語詩
第2章 「妹の恋」という事件
第3章 そのとき賢治も恋をしていた
第4章 「春と修羅」完全解読
第5章 ついに「マサニエロ」へ
第6章 妹とし子の真実と「永訣の朝」
第7章 「銀河鉄道の夜」と怪物ケンタウルス
終章 宮沢賢治の真実

解説 首藤淳哉

死の床にある最愛の妹。その胸中を知った時、詩人は修羅と化した。妹の人生を大きく狂わせた恋愛事件と、それに気を留めず同性に恋焦がれていた自分。己を「けだもの」と称した詩人の叫びが「永訣の朝」となり、遺作「銀河鉄道の夜」に絶望と希望の全てが注ぎ込まれた。比類なき調査と謎解きの連続で、従来の賢治像を一変させる圧巻の書。

出典:新潮社公式サイト

[関連]
『宮沢賢治の真実―修羅を生きた詩人』今野勉(2017・新潮社)単行本
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