『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』E.フッサール、細谷恒夫・木田元訳(中公文庫)
1995年
553頁
目次(収録作品)
第1部 ヨーロッパ的人間の根本的な生活危機の表現としての学問の危機
第2部 近代における物理学的客観主義と超越論的主観主義との対立の起源の解明
第3部 超越論的問題の解明とそれに関連する心理学の機能
著者がその最晩年、ナチス非合理主義の嵐が吹きすさぶなか、近代ヨーロッパ文化形成の歴史全体への批判として秘かに書き継いだ現象学的哲学の総決算。
出典:中央公論新社公式サイト