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『ドキュメント 戦争広告代理店』高木徹(講談社文庫)

『ドキュメント 戦争広告代理店―情報操作とボスニア紛争』高木徹(講談社文庫)

2005年
416頁




目次(収録作品)

勝利の果実/国務省が与えたヒント/PRプロフェッショナル/失敗/情報の拡大再生産/シライジッチ外相改造計画/民族浄化/国務省の策謀/大統領と大統領候補/逆襲/強制収容所/凶弾/邪魔者の除去/「シアター」/追放/決裂

銃弾より「キャッチコピー」を、ミサイルより「衝撃の映像」を!!

演出された正義、誘導される国際世論。
ボスニア紛争の勝敗を決したのはアメリカPR企業の「陰の仕掛け人たち」だった。

スパイ小説を超える傑作ノンフィクション!!
NHKスペシャル「民族浄化」で話題を呼んだ驚愕の国際情報ドラマ!

人々の血が流される戦いが「実」の戦いとすれば、ここで描かれる戦いは「虚」の戦いである。「情報の国際化」という巨大なうねりの中で「PR」=「虚」の影響力は拡大する一方であり、その果実を得ることができる勝者と、多くを失うことになる敗者が毎日生み出されている。今、この瞬間も、国際紛争はもちろん、各国の政治の舞台で、あるいはビジネスの戦場で、その勝敗を左右する「陰の仕掛け人たち」が暗躍しているのだ。――序章「勝利の果実」より

出典:講談社BOOK俱楽部

第24回(2002)講談社ノンフィクション賞。
第1回(2002)新潮ドキュメント賞。

[関連]
『ドキュメント 戦争広告代理店―情報操作とボスニア紛争』高木徹(2002・講談社)単行本
amazon

[参考]
『国際メディア情報戦』高木徹(2014・講談社現代新書)

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