『イタリア使節の幕末見聞記』V・F・アルミニヨン、大久保昭男訳(講談社学術文庫)
2000年
285頁
定価:946円(税込)
目次(収録作品)
第1章 交易の道を求めて
第2章 日出づる国
第3章 国際都市・横浜
第4章 幕府との折衝
第5章 庶民の生活
第6章 政治の状況
第7章 農業、宗教、風俗など
第8章 「貴国を辞す」
19世紀欧州の日本認識
宣教師の足跡
ヨーロッパは、連年、蚕の病に見舞われていた。良質の蚕卵紙購入が動機で、通商を求め来日した、マジェンタ号艦長が綴る日本滞在記。開明的海軍中佐で地理学者の、西欧を代表する知識人が、日伊修好通商条約の交渉の準備から成立までの様子と「開国」に大きく揺れる幕末日本、江戸の庶民の生活や風俗を印象深く描き出す。
出典:講談社BOOK俱楽部
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