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『レトリックの時代』渡部昇一(講談社学術文庫)

『レトリックの時代』渡部昇一(講談社学術文庫)

1983年7月10日第1刷発行
267頁
定価:854円(税込)




目次(収録作品)

1 現代日本文化論
「角を生やした母親」の出現
日本人のタテ糸とヨコ糸
教育独占資本としての東京大学
レトリックのすすめ

2 全体主義の風潮に抗して
ガバナビリティと自由国家
マスコミ第五階級の出現
産業礼賛
社会正義は革新陣営の独占物か
多様化こそ全体主義に抗する手段

3 私の英語教育論
ルサンチマンにひきずられるな
日本の文化移入について
日本語の変容をもたらしたもの
日本人の言語感覚
知的蓄積の技術

著者は、英語学者、評論家。(1930-2017)

本書は、著者が四十半ばの頃に雑誌に掲載された論説を一書に編集したもの。書名は所収のひとつの論説から採っているだけなので、本書がレトリックについて書かれているわけではない。

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