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『別冊太陽 [生誕100年記念]新美南吉』(平凡社)

『別冊太陽 [生誕100年記念]新美南吉』(平凡社)

2013年8月19日初版第1刷発行
159頁
定価:2,750円(税込)




目次(収録作品)

新美南吉の未知の世界 五木寛之

1『赤い鳥』の時代 すべては「ごん狐」より始まる
将来にむかってひらかれた「窓」 新美南吉と児童雑誌『赤い鳥』 宮川健郎
作品紹介
半田時代の新美南吉 吉村明彦

2 幼年童話の時代 私の童心よ ほろびずにあれ
20世紀文学の夜明けの中で 保坂重政
「雨ニモマケズ」と「ごん狐」の誕生日
[児童文学評論]外から内へ―ある清算
作品紹介
だれの背中の殻にも、悲しみは一杯詰まっています―皇后様と「でんでんむしのかなしみ」をめぐって 末盛千枝子
20歳、その年に43本の映画を観る 新美康明
東京時代の新美南吉 吉村明彦

3 少年小説の時代 花束ノヤウナ心ヲ抱イテ
作品紹介
[児童文学評論]童話に於ける物語性の喪失
[児童文学評論]デブと針金
作品紹介
新美南吉文学散歩[安城]
安城時代の新美南吉 吉村明彦
安城市歴史博物館

4 炎の執筆 金色の夕暮れにめぐまれて
炎の執筆―昭和17年5月 保坂重政
作品紹介
ハンサムでユーモアたっぷり―恩師の思い出を語る 大村博子
「ごん狐」の舞台に立って―南吉をめぐる20年 遠山光嗣
新美南吉文学散歩[半田]
新美南吉略年譜

写真が美麗な大型のムック本。

[筆者注]
(p.40)〔「我が母も我が叔父もみな天死せし我また三十をこえじと思ふよ」という短歌を詠んだ〕
「夭死」の誤植。

(p.140)
教え子の大村博子が新美から貰った『おぢいさんのランプ』の見返しに宮沢賢治の詩「まことのことはうしなわれ~」と書いてあった。これは、「まことのことばは」の間違い。下記のサイトで実物の写真が見られる。
宮澤賢治の詩の世界

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