2014年
272頁
目次(収録作品)
第1章 日本漁業の視座
第2章 過ぎた競争がもたらした矛盾
第3章 海外水域の漁業は今
第4章 資源管理の誤解とその難しさ
第5章 養殖ビジネス、その可能性と限界
第6章 叩かれすぎた漁協とそのあり方
第7章 地域と漁業の今
国境紛争・資源管理・TPP問題・地域衰退・就労者の激減…。漁業は現代日本を象徴する「課題先進産業」である。いまや漁獲量はピーク時の半分以下になり、約40年間で漁業就業者は3分の1にまで減っている。縮小し続ける日本の漁業に、なにが起きているのか? 本書は、漁業の歴史とデータを紐解きながら、その現状と問題点を大胆に描きだす。知られざる日本漁業の全貌を明かす決定版!
出典:筑摩書房公式サイト