『歴史から考える 日本の危機管理は、ここが甘い―「まさか」というシナリオ』上念司(光文社新書)
2012年
246頁
目次(収録作品)
序章 「おかしなこと」をする人たち
第1章 重いツケ(日本は、いつ進路を誤ったのか/権力闘争というドグマの申し子)
第2章 政治と経済の「素朴理論」を検証する(政治思想の素朴理論は、時として悲劇を生む/経済の素朴理論は、時として自らの首を絞める)
第3章 プロパガンダを見破れ!(対日工作員の告白/世論は作れる)
第4章 「偶然の動き」を読む(騙しのテクニック/戦争、中国共産党、そして日本)
終章 「背後にある物語」-危機管理の心得
日本は、経済最大の足かせとなるデフレになぜ陥ったのか。デフレが長期化しているのはなぜか。その原因を辿っていくと、アメリカの圧力や日本政府の政策ミス、中国共産党と癒着した「親中派政治家」の影が見え隠れする。重大なスパイ事件や国家的な謀略などの歴史をひもときながら、日本人が「甘えの構造」と決別するためのフレームワークを実例から学ぶ。
出典:光文社公式サイト