『直面(ヒタメン)三島由紀夫若き日の恋』岩下尚史(文春文庫)
2016年
364頁
目次(収録作品)
1章 「運命愛」の發端―歌舞伎座樂屋・昭和二十九年七月
2章 女たちの時刻、午後の匂い―『沈める瀧』の頃
3章 贅澤な彼女―梨園と花街とに室咲きの
4章 喰わずぎらいの矯し方―『女神』の頃
5章 東京の恋人たち―『幸福号出帆』の頃
6章 書けて、書けて、仕方がないんだ―『永すぎた春』、『美徳のよろめき』、そして『金閣寺』の頃
7章 水槽の熱帯魚―『施餓鬼舟』、『橋づくし』、『女方』、『鹿鳴館』の頃
8章 浅くはひとを思ふものかは―『魔法瓶』に反射するもの
9章 おそらく最後の証言者―『鏡子の家』の女主人
[関連]
『ヒタメン 三島由紀夫が女に逢う時…』岩下尚史(2011・雄山閣)単行本