「泥濘（でいねい）」梶井基次郎
約18枚（400字） 気分がさえず鬱々とした日のことを日記風に描いた作品。作品としては特筆すべきところはない。 下記引用の文章はよい...
「書評」一覧
「Ｋの昇天―或はＫの溺死」梶井基次郎
約15枚（400字） ユング心理学の「影（シャドウ）」のようなものを主題にした作品。 なんとも評しがたい不思議な作品。 青空文...
「忘れえぬ人々」国木田独歩
約26枚（400字） 名短篇だというので読む。 旅館に宿泊した無名の青年小説家が、その宿泊客の無名の青年画家と出会い酒を酌み交わ...
「鮨」岡本かの子
約38枚（400字） 名短篇だというので読む。 なかなかよい。 主人公のともよは、東京下町の鮨屋の娘。 その常連客のひとりに...
「文字禍」中島敦
約17枚（400字） 傑作短篇だというので読む。 アッシリアの博士が、文字の霊を研究するというのが筋。 文字にとらわれることについ...
「交尾」梶井基次郎
約15枚（400字） 名短篇だというので読む。 路地で見かけた猫の交尾、それから、渓流で見た河鹿（蛙）の交尾をエッセーのように描いた...
「桜の樹の下には」梶井基次郎
約5枚（400字） ごく短い作品。内容も含め詩のよう。 全体としては、いまいち。発想も幼稚さを感じてしまう。空想の内容自体もそうだし...
「牡蠣」（かき）アントン・チェーホフ
約13枚（400字） 名短篇だというので読む。 物乞いに身を落とす男とその息子の一出来事を描いた話。 牡蠣を知らない少年が未知...
「入れ札」菊池寛
約29枚（400字） 代官を斬り殺して逃げ落ちる国定忠次が、その途中で子分らと別れる場面を描いた短篇。 よい短篇小説だと聞いたので読...
『創作の極意と掟』筒井康隆（講談社文庫）
『創作の極意と掟』筒井康隆（講談社文庫） 2017年 304頁 （筆者が読んだのは単行本） 小説について論...
『いい文章には型がある』吉岡友治（PHP新書）
『いい文章には型がある』吉岡友治（PHP新書） 2013年3月4日初版発行 244頁 著者は、国語・小論文を教えて...
『この世界の片隅に』こうの史代（双葉社）
『この世界の片隅に』（上中下）こうの史代（こうの・ふみよ）（双葉社）A5判 上巻 2008年2月12日初版発行 144...
『夕凪の街 桜の国』こうの史代（双葉社）
『夕凪の街 桜の国』こうの史代（こうの・ふみよ）（双葉社）A5判 2004年10月20日初版発行 103頁 目次（...
『空海「三教指帰」』（角川ソフィア文庫）
『空海「三教指帰」』空海、加藤純隆・加藤精一訳（角川ソフィア文庫） 平成19年（2007）9月25日初版発行 185頁 ...
『発想法』川喜田二郎（中公新書）
『発想法―創造性開発のために』川喜田二郎（中公新書136） 1967年6月26日 220頁 著者は、地理学者、文...
『石ノ森章太郎のマンガ家入門』（秋田書店）
『石ノ森章太郎のマンガ家入門』石ノ森章太郎（秋田書店） 単行本 1987年 310頁 本書は、著者の『少年の...
『玉手箱と打出の小槌』浅見徹（中公新書）
『玉手箱と打出の小槌―昔話の古層をさぐる』浅見徹（中公新書708） 昭和58年（1983）10月25日初版発行 213頁 ...
『米英の罪悪史』仲小路彰（世界創造社）
『米英の罪悪史』仲小路彰（なかしょうじ・あきら）（世界創造社） 旧字・旧かな 昭和17年（1942）4月30日発行 164頁 ...
『日本の臣道・アメリカの国民性』和辻哲郎（筑摩書房）
『日本の臣道・アメリカの国民性』和辻哲郎（戦時国民文庫、筑摩書房） 旧字・旧かな 昭和19年（1944）7月10日発行 86頁...
『読ませる技術―書きたいことを書く前に』山口文憲（ちくま文庫）
『読ませる技術―書きたいことを書く前に』山口文憲（ちくま文庫） 2004年3月10日初版発行 214頁 本書は『読...