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『言語学の教室』野矢茂樹・西村義樹(中公新書)

『言語学の教室―哲学者と学ぶ認知言語学』野矢茂樹・西村義樹(中公新書)

2013年
233頁




目次(収録作品)

第1回 「彼女に泣かれた」-認知言語学の誕生
第2回 「太郎が花子に話しかけてきた」-文法は意味と切り離せるか
第3回 典型的な鳥と変な鳥がいる―プロトタイプと百科事典的意味論
第4回 「死なれた」のか「死なせた」のか―使役構文の家族的類似性
第5回 「村上春樹を読んでいる」-メトニミーをどう捉えるか
第6回 「夜の底が白くなった」-メタファー、そして新しい言語観へ

「雨に降られた」はよくて「財布に落ちられた」がおかしいのは、なぜ? 「西村さんが公園の猫に話しかけてきた」の違和感の正体は? 認知言語学という新しい学問の、奥深い魅力に目覚めた哲学者が、専門家に難問奇問を突きつける。豊富な例文を用いた痛快な議論がくり返されるなかで、次第に明らかになる認知言語学の核心。本書は、日々慣れ親しんだ日本語が揺さぶられる、〝知的探検〟の生きた記録である。

出典:中央公論新社公式サイト

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