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『物の本質について』ルクレーティウス(岩波文庫)

『物の本質について』ルクレーティウス、樋口勝彦訳(岩波文庫)

2019年
264頁



ローマの詩人哲学者ルクレーティウス(前94頃-55)の現存唯一の長詩でありエピクロス哲学の原子論的自然観を詳述した科学的啓蒙書として現在無二の史料的価値をもつ作品である。一切の現象を因果関係において把え、原子と空間から成る世界の自然法則を説明して現実の生を楽しむことを教えたこの雄大な長詩は古代の哲学の圧巻である。

本書表紙(カバー)より

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