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『翻訳夜話』村上春樹・柴田元幸(文春新書)

『翻訳夜話』村上春樹・柴田元幸(文春新書)

2000年
260頁




目次(収録作品)

フォーラム1 柴田教室にて(偏見と愛情/かけがえのない存在として ほか)
フォーラム2 翻訳学校の生徒たちと(「僕」と「私」/he said she said ほか)/海彦山彦―村上がオースターを訳し、柴田がカーヴァーを訳す(村上・カーヴァー「収集」/柴田・カーヴァー「集める人たち」 ほか)
フォーラム3 若い翻訳者たちと(“Collectors”の「僕」と「私」/良いバイアス・悪いバイアス ほか)

十五年来の「翻訳友達」、村上・柴田両氏初のジョイント企画。翻訳をするのが楽しくてならないという二人が、おもいっきり語り明かします。目玉は村上訳オースターと柴田訳カーヴァー。オースターなら柴田訳、カーヴァーなら村上訳と定評のあるところを、今回ばかりは取り替えて訳してみました。翻訳の「海彦山彦」です。さて、二つの訳をくらべてみると……。「雨の日の露天風呂システム」や「カキフライ理論」も披露されて、役に立つ(かどうかはわかりませんが)「夜話」がいっぱいです。

出典:文藝春秋BOOKS


『翻訳夜話2―サリンジャー戦記』村上春樹・柴田元幸(文春新書)

2003年
247頁




目次(収録作品)

ライ麦畑の翻訳者たち―まえがきにかえて(村上春樹)
対話1 ホールデンはサリンジャーなのか?(「君」ってだれだ?/地獄めぐり/「あれよあれよ」と ほか)
対話2 『キャッチャー』は謎に満ちている(アントリーニ先生再び/ホールデンと少年カフカ/ハック・フィン、カポーティ、フィッツジェラルド ほか)
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』訳者解説(村上春樹)
Call Me Holden(柴田元幸)

永遠の青春文学、J・D・サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の新訳を果たした村上春樹が翻訳の「盟友」柴田元幸とともに、その魅力と真実、新訳の「目玉」、小説作法のあり方、さらには特異な作家サリンジャーその人まで、縦横に語り尽くす。ホールデンが語りかける「君」とは誰か?小説のエンディングは何を意味するのか?〈『キャッチャー』の謎〉の全てがここにあります。訳書に収録できなかった「幻の訳者解説」も併録。

出典:文藝春秋BOOKS

翻訳夜話 (文春新書)

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