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『花森安治選集 第3巻』(暮しの手帖社)

『花森安治選集 第3巻』(全3巻)花森安治(暮しの手帖社)

2020年
482頁




目次(収録作品)

1章 うじゃじゃけるな、世間よ!

風の吹く町で1 やらずぶったくり/ブルゥフレーム/モダンお長屋
風の吹く町で2 ケチでない歌手/カンちがい看板/つり出し番組/汽車ポッポ 
風の吹く町で3 現場へつれてゆく/あつい礼儀/タイトスカート/泳げない先生 
風の吹く町で4 〈消費者のために〉という言葉は美しいが…… 
風の吹く町で5 類似品アリ、ゴ注意クダサイ 
風の吹く町で6 クジビキ券/トンチンカンニクス/多すぎる踏切 
風の吹く町で7 ゼニがなくともくよくよするな/アホらしいキカイ  
風の吹く町で8 チョンマゲとネクタイ  

資料: この十五年という年と月と日々と  

2章 ぼくらは ぼくらの旗を立てる

お茶でも入れて10 1ケタの保険証 
お茶でも入れて11 運動会がすんだら博覧会/いいかげんにしてくれ/二百八十億円  
どぶねずみ色の若者たち  
世界はあなたのためにはない
美しいものを
戦場
武器をすてよう
シェーファーのインク瓶
商品テスト入門
もののけじめ
国をまもるということ
無名戦士の墓 『朝日新聞』日曜版「東京だより」
見よぼくら一銭五厘の旗
 
コラム: 暮しの手帖の三つの幸せについて 
あとがき 『一銭五厘の旗』(1971年10月) 

3章 ぼくには一本のペンがある
剣よりも強さ示そう

君もおまえも聞いてくれ 『文藝春秋』第50巻第3号 
わが思索わが風土 
1 校正の神様—本の目次に名入り/2 一夜の教え—言葉の本質を聞く/3「お母さん」—読めぬなら教えよ/
4 子供のけんか—親とは別の世界/5 一本のペン—剣より強さ示そう『朝日新聞』連載「わが思索わが風土1〜5」

内閣を倒した無学文盲の三人の女たち 
未来は灰色だから
二十八年の日日を痛恨する歌
もう、時間はいくらも残っていない
作りばなし たのしきナンキンマメ
ぼくは、もう、投票しない
人間の手について
早春と青春

完結巻となる第3巻は、日本が経済大国へと急成長を遂げた1960年から、没年となる1978年までの、激動の昭和を鋭く見つめた作品群と絶筆を収録。
経済成長による歪みが顕在化した当時、花森は、政治腐敗や利益至上主義の経済社会、戦争や公害に対し、一本のペンを武器に国や大企業に臆することなく抗い続けました。
この叫びは、現代日本にも通じる魂のメッセージです。

出典:暮しの手帖社公式サイト

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