スポンサーリンク

『GHQ焚書図書開封7』西尾幹二(徳間書店)

『GHQ焚書図書開封7―戦前の日本人が見抜いた中国の本質』西尾幹二(徳間書店)

2012年
370頁




目次(収録作品)

第一章 シナの国民性あれこれ(1)

『支那の眞相』を読む
数百年先の勝利を信じる「悠長性」
シナ語「没法子」のほんとうの意味
敗れると興奮のあまり死んでしまう「気死」気質
相手の顔を立てないとシナでは何事もうまくいかない
ひとりも異を唱える人が出てこない付和雷同性
われわれにはとても理解できないシナ人の残虐性
嘘を並べ立てて相手をごまかそうとする「謡言」の国
「女性に淡白」といわれる政治家でも愛人は二人、三人
にわかには信じがたいシナ人の衛生観念

第二章 シナの国民性あれこれ(2)

血族重視から生まれる「汚職の構造」
早婚ゆえに早く老ける「早老の民」
人を信じない「謀略の国」
何事もソロバン勘定だから「心中」などありえない
「溺女」とは何か
「女奴隷」と現代中国でも暗躍する「子供さらい団」
シナの軍隊に狩り出された「なまけもの兵」たちの略奪、凌辱
「花子」と呼ばれるルンペンたちの暮らし
貧富の両極端しかない「あの国のかたち」
なぜシナ人は宗教をもたないのか

第三章 シナ軍閥の徴税・徴兵・略奪

じつに気になる長野朗という人
北伐前のシナ大陸に吹き荒れた「苛斂誅求」
軍閥は勝手に税を課して民から搾り取った
ゴロツキを県知事に据えてデタラメ公債を押しつける
「土匪は櫛の如く、兵はヘラの如し」
軍閥発行の悪貨にきりきり舞いさせられたシナの民衆
軍閥「奨励」のアヘンに蝕まれた暗黒大陸
「拉夫」で集めたシナ軍は烏合の衆
「差徭は虎よりおっかない」
「日中戦争」という言葉など無かった!

第四章 シナ政治の裏を描くほんとうの歴史

辛亥革命当時の軍隊はとても「軍」と呼べるようなシロモノではなかった
信じがたいほど悠長だったシナの軍隊
シナ人の領土意識、劣等感
漢口で見た「地獄絵図」
光景が目に浮かぶ長野朗の歴史叙述
「督軍」の実態
「軍閥」の正体
いまも昔も知恵者の意見に耳を貸さない日本の政府
個性ある軍閥の首領たちの素顔

第五章 大正年間のシナ―民衆の生活様々

「北京政府時代」のシナの民衆の暮らし
北京の市民生活の「今昔」
農民の暮らしはどうであったか
市民社会からドロップアウトして自由に生きる生き方もある
シナの農村の移り変わり
度量衡も地方によってバラバラだった
シナの旅は陸路も海路もご難続き
田舎の旅館、風呂、トイレ事情

第六章 今日の反日の原点を見る―蔣介石時代の排日

「排日運動」は大正八年からはじまった
発端となったのは「五四運動」
初期「反日教科書」の中身
運動を背後から操ったアメリカの思惑
英米はこうしてシナ人に「排日思想」を植え付けた
英米の暗躍とシナ新興財閥のモノマネ作戦
「日貨排斥」の第二段階
「日貨排斥」の第三段階
「排日」の主役はコミンテルン主導の中国共産党にバトンタッチ
蔣介石を取り込んで「反共」に転じさせたイギリスのしたたかさ
「排日」洗脳から支那事変へ

第七章 歴史を動かしたのは「民族」ではないか

きわめて今日的な長野朗『民族戰』における歴史の捉え方
戦争とは民族のエネルギー(本能)の激突である
「日米支ソ」の民族主義は東アジアで激突!
長野朗の歴史の見方はリアリティーに富んでいる
米英日に代表される「シナ進出」三つのタイプ
アメリカの本性は「世界の驕慢児」
アメリカ西進の三つのルート~(1)上海からシナ本土への浸透
アメリカ西進の三つのルート~(2)満洲を狙った北方ルート
アメリカ西進の三つのルート~(3)南太平洋の制覇
アメリカが日本の前に立ちはだかったのは「民族の宿命」でもあった
皮を剝ぐアメリカ、肉を食らうロシア、骨の髄に食い込むシナ

第八章 移住と同化 シナ人の侵略の仕方

「負けて勝つ」シナ人の本性
生きるためであれば恥も外聞もない
中華思想に見られる二つのタイプ
世界を荒らし回る現代中国人の傍若無人
「洗国」という恐るべきシナ思想
「清朝最大版図」を横取りしたシナ民族
「移民」や「屯田」で領土を拡大してきたシナの歴史
現代中国は虎視眈々と沖縄を狙っている

第九章 満洲事変前の漢民族の満洲侵略

満洲の地は漢人たちによって蚕食された
日露両国のおかげで潤った満洲のシナ人たち
「シナ今昔」寸感
漢人はなぜ満洲へ向かったのか~(1)日本による治安維持
漢人はなぜ満洲へ向かったのか~(2)満鉄の飛躍
漢人の満洲移住「四つの原因」~(1)兵禍
漢人の満洲移住「四つの原因」~(2)土匪、(3)天災
漢人の満洲移住「四つの原因」~(4)その他の原因
「満洲漢人化運動」の動機~(1)民族侵略の本能
「満洲漢人化運動」の動機~(2)漢人たちの飽くなき「搾取本能」
孫文いわく「シナは歴代、帝国主義であった」

第十章 いかに満人は消去され、蒙古人は放逐され、朝鮮人は搾取されたか

内田良平の「シナ人観」
漢人の膨張によって満洲族と東部蒙古族は消し去られた!
満洲民族はこうして消えた
辛うじて蒙古人が消滅を免れたワケ
シナ人の蒙古侵略―二つの手法
満洲におけるシナ人の「朝鮮人圧迫」
シナ人が朝鮮人に強いた「同化政策」の中身
満洲における「日本人」と「シナ人」

第十一章 支那事変―漢民族が仕掛けてきた民族戦争

戦争をしたがっていたのはシナ側だ
シナの排日を加速させた「日本への民族的嫉妬心」
シナ人は「日本はシナが無いと生きていけない」と錯覚していた
昭和十年以降、「反日」の気運が急速に高まった
一大転機となった「綏遠問題」とは?
シナ全土に及んだ「排日」の実態
共産党が指導した「遊撃隊」の活動
シナの発展方式―四つのパターン
結語―「民族戦と日本の覚悟」

付論 戦後ある翻訳書に加筆された「南京」創作の一証拠/溝口郁夫
中国人は宣伝の天才
マーシャル陸軍参謀総長の書いた「戦闘報告書」とその翻訳本
文書の改変に協力した日本人

[巻末付録]
(1) GHQ没収指定図書とされた、長野朗の著作
(2) 表題に「支那」「北支」「日支」など「支」の入ったGHQ焚書図書一覧

戦前・戦中に刊行された書籍の実に7000冊以上が、戦後GHQの命令で焚書された。その封印された書籍を紹介し、日本人はなにを考え、戦争へと向かっていったのか、その根本にある戦前の思考を探る好評シリーズ第7弾。
18冊が没収されたチャイナ・ウオッチャー長野朗の著作を紐解く。
中華民国誕生から混乱へと突入する中国大陸の発展と民族性、中国社会や支那人の特質など、卓抜な観察眼で現代にも通じる支那論を紹介、西尾氏が考察する。

出典:徳間書店公式サイト

※1~6巻までは、文庫化。また、全12巻電子版あり。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange