『国民の神話―日本人の源流を訪ねて』産経新聞社(産経NF文庫)
2018年
280頁
目次(収録作品)
第1章 古事記(上巻)-「戦後教育の忘れ物」ともいわれる神話の意義を見つめ直す
第2章 古事記(中巻)-初代神武天皇から十五代応神天皇の足跡をたどる
第3章 古事記(下巻)-十六代仁徳以降の天皇の徳ある政治と人間像を追う
第4章 物語を彩る神々-古事記が描く神話には、脇役ともいえる神々が登場する
第5章 出雲からの視点ー神話の三分の一は出雲が舞台。ここから見た古事記はどんな意味を持つのか
第6章 ヒメたちの物語ー古事記に登場する女神やヒメ。現代人の琴線に触れる女性の物語を読み解く
第7章 天地を結ぶ地・伊勢ー式年遷宮で新たな生命を宿した伊勢に日本人の価値観の原点を探る
第8章 技を伝えるー古事記には、ものづくりに関する記述も多い。技術の原点を考察する
第9章 物語から歴史へー古事記と日本書紀、その性格の違いから神話の記述が異なる意味を考える
神話には日本人のすべてがあります。
そこには大自然、魂、祈りの原点があります。
日本人であることを楽しく、誇らしく思わせてくれるもの、
それが神話です!
「神話を大切にしない民族は滅びる」といわれます。しかし神話は「戦後教育の最大の忘れ物」ともいわれています。
20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮、60年に一度の出雲大社の大遷宮を機に、忘れてはいけない日本人の源流を訪ねてみました。
神話といっても、難しい話ではありません。本書には、乱暴者だったり、色恋に夢中になったりと、実に人間味豊かな神様たちが多く登場し、躍動します。
感受性豊かな祖先が築き上げた素晴らしい日本を、もっともっと好きになる一冊です。連載時より大評判だった産経新聞「日本人の源流 神話を訪ねて」が 待望の書籍化。
加筆、再構成され、読みやすくなりました!出典:産経新聞出版公式サイト
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『国民の神話―日本人の源流を訪ねて』産経新聞社(2014・産経新聞出版)単行本