『告白―あるPKO隊員の死・23年目の真実』旗手啓介(講談社)
2018年
392頁
目次(収録作品)
序章 忘れられたPKO部隊 沈黙の二十三年
第一章 史上最大のPKO
第二章 そして七五人は海を渡った
第三章 ポル・ポト派の村 アンピルの憂鬱
第四章 私はPKO協力法を犯した
第五章 標的にされる日本人たち
第六章 なぜ高田晴行は死んだのか
第七章 逃亡兵
第八章 ニック・ボン准将を探して
後記 高田晴行からもう一通の手紙
「息子がどのような最期を遂げたのか、教えてくれる人はいませんでした」――日本が初めて本格的に参加したPKO(国連平和維持活動)の地・カンボジアで一人の隊員が亡くなった。だが、その死の真相は23年間封印され、遺族にも知らされていなかった。文化庁芸術祭賞優秀賞など数々の賞を受賞したNHKスペシャル待望の書籍化。隊員たちの日記と、50時間ものビデオ映像が明らかにした「国連平和維持活動の真実」。
出典:講談社BOOK俱楽部
NHKスペシャル「ある文民警察官の死~カンボジアPKO 23年目の告白~」(2016)を元にした本。
第40回(2018年)講談社ノンフィクション賞受賞。